有機分子をきれいにならべて使う。

プラスチックエレクトロニクス研究室では、電気を通すプラスチックである導電性高分子を中心に、 有機半導体材料の持つ多種多様な機能と特徴をエレクトロニクスへと活用する研究を行っています。
有機発光ダイオード(OLED)、有機薄膜トランジスタ(OTFT)、有機薄膜太陽電池(OPV)などの有機デバイスは、 π共役系有機半導体分子の薄膜(集合体)を半導体層として応用します。 このとき、球状・板状・鎖状など様々な形状を有する有機分子を無秩序にあつめるよりも、 その分子の性質・機能を効率よく利用するために、秩序だった集合状態を形成することが必要です。
当研究室では、有機半導体分子をきれいにならべることで、有機デバイスの高機能・高性能化を目指して研究を行っています。 各種有機デバイスに、分子配向制御技術を融合させることで、分子形状に由来する電気・光学特性の異方性を積極的にデバイスに適用する研究開発を行っています。 これは電気・光学特性の一次元性が発達した導電性高分子の本質的な機能性を最大限活用した【異方性エレクトロニクス】の概念を想起させ、 全く新しいタイプのデバイス開発が期待されます。



お知らせ / News

2019.09.28Journal of Applied Physics (IF:2.32) に論文が掲載されました。
Nikita Kumari et al.
Role of device architecture and AlOx interlayer in organic schottky diodes and their interpretation by analytical modeling
https://doi.org/10.1063/1.5109083

 
2019.09.25-27第68回高分子討論会において1件の依頼講演を行いました。
・永松秀一 : 浮遊薄膜転写法による高分子配向薄膜の形成
 
2019.08.07ACS Applied Materials & Interfaces (IF:8.45) に論文が掲載されました。
ASM Tripathi et al.
Implication of Molecular Weight on Optical and Charge Transport Anisotropy in PQT-C12 Films Fabricated by Dynamic FTM
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsami.9b06568

 
2019.07.13第56回化学関連支部合同九州大会において2件の学会発表を行いました。
・神田真之 : 電気的走行時間法によるOTFTの評価に関する研究
・難波理 : 浮遊薄膜転写法による高分子混合配向薄膜の形成

 
2019.06.25-2710th International Conference on Molecular Electronics & BioElectronics (M&BE10)において1件の学会発表を行いました。
・Shuichi Nagamatsu : PBTTTC14 Thin-film Transistor Prepared by Adsorbing Deposition in Suspention
 
2019.04.01新たにB4 3名が研究室に配属されました。
 
2019.03.25M2 4名、B4 4名が修了・卒業しました。
 
2019.03.09-12第65回応用物理学会春季学術講演会において1件の学会発表を行いました。
・Nikita Kumari : Improvement in the Performance of Organic Schottky Diodes through Combined Effect of Charge Double Layer and Oxide Interlayer
 
2019.03.03Organic Electronics (IF:3.44) に論文が掲載されました。
Nikita Kumari et al.
2D positional profiling of orientation and thickness uniformity in the semiconducting polymers thin films
https://doi.org/10.1016/j.orgel.2019.02.011

 
2019.02.22B4 4名が卒業論文発表を行いました。
 
2019.02.13M2 4名が修士論文発表を行いました。
 
2019.01.31太陽光エネルギー変換研究センター国際ワークショップにて発表を行いました。
・Shuichi Nagamatsu : Organic Device Fabrication using Greener Solvents
 
2018.12.19第28回日本MRS年次大会において1件の招待講演を行いました。
・永松秀一 : グリーンエーテル溶媒を用いたDA型ポリフルオレン誘導体薄膜の形成
 
2018.12.6-9India-Japan Workshop on Biomolecular Electronics and Organic Nanotechnology for Environment Preservation-2018 (IJWBME-2018)において1件の招待講演を行いました。
・Shuichi Nagamatsu (Invited) : Fabrication of Solution-Processed Polymer Light-emitting Diodes using Environment-Friendly Solvents
 
2018.10.30Organic Electronics (IF:3.44) に論文が掲載されました。
Atul Tripathi et al.
Facile fabrication of large area oriented conjugated polymer films by ribbon-shaped FTM and its implication on anisotropic charge transport
https://doi.org/10.1016/j.orgel.2018.10.043

 
2018.09.18-21第79回応用物理学会秋季学術講演会において1件の学会発表を行いました。
・永松秀一 : グリーン溶媒を用いたドナー‐アクセプタ型高分子薄膜の作成
 
2018.05.01Organic Electronics (IF:3.44) に論文が掲載されました。
Shashi Tiwari et al.
Implications of doping and depletion on the switching characteristics in polymer-based organic field-effect transistors
https://doi.org/10.1016/j.orgel.2018.02.012

 
2018.04.01新たにB4 4名が研究室に配属されました。
 
2018.03.23M2 1名、B4 3名が修了・卒業しました。
 
2018.03.17-20第65回応用物理学会春季学術講演会において3件の学会発表を行いました。
・石田将崇 : 吸着堆積法によるPBTTT-C14 OTFTの作製
・貞方志文 : 動的FTMを用いた配向膜の分子量依存性
・Atul Tripathi : Large area molecular orientation of conjugated polymers by ribbon-shaped FTM and its implication on anisotropic carrier transport

 
2018.03.19Applied Physics Letters (IF:3.25) に論文が掲載されました。
Atul Tripathi et al.
Anisotoropic charge transport in highly oriented films of semiconducting polymer prepared by ribbon-shaped floating film
https://doi.org/10.1063/1.5000566

 
2018.02.22B4 3名が卒業論文発表を行いました。
 
2018.02.14M2 1名が修士論文発表を行いました。
 
2018.01.22Advanced Materials Interfaces (IF:4.13) に論文が掲載されました。
Manish Pandey et al.
Rapid Formation and Macroscopic Self-Asembly of Liquid-Crystalline, High-Mobility, Semiconducting Thienothiophene
https://doi.org/10.1002/admi.201700875